年始の挨拶がてら、「今木屋」さんに行ってきました。
初めて年始に和菓子屋さんに行った、ということもあり、初めてみる和菓子「花びら餅」があり、和菓子って奥が深いな、と感じる経験ができました。
今回買った和菓子「花びら餅」「うぐいす餅」とカステラを紹介していきますね!
今木屋ってどんなお店?
詳細は下記の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

今木屋のメニュー
今木屋の「花びら餅」
色鮮やかで縁起が良さそうな見た目で、気になって「花びら餅」について色々と聞いてみました。話を聞くと、何やら奥が深そうで、帰宅してから「花びら餅」について、色々と調べてみました。
花びら餅のルーツ
平安時代の年始の宮中行事「歯固めの儀(※1)」では、大根や押鮎(※2)、猪などを食べる習わしがありました。江戸時代にそれを模した和菓子が広まったのが、「花びら餅」のルーツとなっています。
※1「歯固めの儀」:お正月の三が日(1/1〜1/3)に硬い食べ物を食べて、歯を丈夫にし、健康長寿を願う、という行事です。 硬い食べ物は地方によって様々ですが、鏡餅や栗、大根、かぶ、するめ、昆布などです。
※2「押鮎」:鮎を塩漬けにして重石で押したものです。鮎は一年で成長する縁起のよい魚とされていて、元日の祝いなどに祭(ex. 歯固めの儀)にも用いられた。保存食の一種でもあります。
花びら餅のとは
「花びら餅」は”押鮎”に見立てて甘く炊きあげた牛蒡と、京都のお雑煮に見立てた白味噌あんを、ピンク色に染めた柔らかいお餅と白いお餅の羽二重餅で、包んである和菓子です。
実はごぼうは、土の中にしっかり根を張っていることから、「長寿」や「家の基礎がしっかりしていることを願う意味を持っています。形として鮎に似せている、というのに加え、「歯固めの儀」の意味合いにもマッチしている、ということですね。
花びら餅の感想
綺麗に白とピンクの二重の層が見えます。その中に白餡と牛蒡が入っていますね。
牛蒡はミスマッチのように思えますが甘く煮ているので、食べた時に違和感がなかったです。少ししょっぱさもある白餡との相性も良かったです。
紅白の餅が餅っとした食感で、美味しかったです。
今木屋の「うぐいす餅」
うぐいす餅とは
餡を求肥などで包み、楕円形にした後に左右に引っ張り、うぐいすの形にした和菓子です。
今木屋のうぐいす餅には、青大豆を臼で挽いて粉にした「うぐいす粉」がまぶしてあります。
うぐいす餅の感想
きな粉餅に餡が入っている、というような和菓子です。
最初は周りにかかっている粉の色が緑色だったので、きな粉なのか、よく分からなかったのですが、原材料が大豆と青大豆でほぼ一緒なので、味はきな粉に近くて当然でした。
今木屋の「カステラ」
コクを出すために、日本酒と蜂蜜を使っているとのこと。
底についてるザラメと、卵の優しい甘さで美味しくいただきました!
今木屋の営業時間
店名
今木屋地図
住所
〒1820006東京都調布市西つつじケ丘3-25-11営業時間
・9:30~19:30定休日
水曜日公式SNS
Twitterhttps://twitter.com/wagashi_imakiya
Facebookhttps://www.facebook.com/pages/category/Grocery-Store/%E5%92%8C%E8%8F%93%E5%AD%90%E5%87%A6-%E4%BB%8A%E6%9C%A8%E5%B1%8B-490680751292148/
今木屋へのアクセス
つつじヶ丘駅から徒歩2、3分ほどの場所にあります。
北口改札を出て調布駅方面に向かって、線路沿いを歩いていきます。
人気ラーメン店「柴崎亭」がある踏切の近くに「今木屋」がありますよ。
調布市で和菓子が食べたくなったら、ぜひ今木屋へ
やっぱり今木屋さんの和菓子は美味しいな、と感じました。
美味しいだけではなく、お話を通じて、和菓子について深く知るきっかけとなり、より美味しく食べられる、というのも一つの魅力です。
調布市在住、あるいは調布市に遊びにきた方で、和菓子が食べたくなったら、ぜひつつじヶ丘の「今木屋」さんに行ってみてください!
今木屋さんは深大寺と深い関係
深大寺に和菓子をお供えすることがよくあるそうで、深い関係があるみたいです。
深大寺について紹介している記事を書いていますので、ぜひこちらも読んでみてください!

