【川越城@埼玉県川越】東日本で本丸御殿が唯一存在する川越城。観光ガイドさんの紹介で小江戸川越の本丸御殿を満喫!

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都心から30分でいける「小江戸川越」。江戸の雰囲気を味わうことができるのはもちろんのこと、明治・大正・昭和・平成の4つの時代を体験できる、と言われております。

そんな小江戸川越にある川越城に遊びに行ってきましたので、紹介していきます!

 

川越城ってどんなところ?

川越城は、埼玉県川越市にある日本の城です。

 

戦国時代から江戸時代まで、軍事と政治の要所でした。

江戸の「大手」は小田原城、「搦め手」は川越城、と言われるほど江戸時代ではかなり重要な城でしたよ。

 

簡単に歴史や特徴について紹介します。

川越城の歴史

川越城は、扇谷上杉持朝(もちとも)が古河公方足利成氏(しげうじ)に対抗するために室町時代の1457年に築城されました。

 

その後、北条氏によって占拠され、さらにその後、豊臣秀吉の小田原征伐の際に前田利家の手によって落城しました。

そして、徳川家康が関東に配置換えになった際に、川越も家康の領地となり、以後、徳川家の重臣が城主を務めました。

江戸時代には川越藩の藩庁が置かれていた、ということです。

 

明治になり、川越城は次第に解体されて、堀の遺構も埋め立てられてしまい、城の遺構もほとんど残っていません。

現存する本丸御殿は往年の6分の1程度ではありますが、貴重な文化財として大事にされています。

 

日本100名城の一つ

そもそも「日本100名城」というものは、財団法人日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして2006年に定めたものです。

 

実は財団法人日本城郭協会が翌年の2007年が設立40周年でして、その記念事業の一環として認定されたものです。

2005年に公募し始め、2006年4月6日「城の日」に100名城を認定しました。

 

関東七名城の一つ

関東七名城(かんとうしちめいじょう)は、関東地方にあった城のうち、下記に記載する7つを総称して呼んでいます。

 

・川越城(埼玉県)
・忍城(埼玉県)
・前橋城(群馬県)
・金山城(群馬県)
・唐沢山城(栃木県)
・宇都宮城(栃木県)
・多気城(茨城県)あるいは太田城(茨城県)

※いずれの城も天守は現存しておりません

 

全国に2つだけ現存する「本丸御殿」

全国に現存する本丸御殿は「高知城」と「川越城」の2つだけになります。

東日本で考えると、この「川越城」のみになっています。

 

川越城の本丸御殿は、埼玉県指定文化財に認定されていますが、日本の城郭の歴史においても、重要な文化財です。

 

川越城のスポット紹介

本丸御殿と中ノ門堀跡を実際に見てきたのでそちらの紹介をしていきますね!

川越城 本丸御殿

 

川越城 本丸御殿とは

長禄元年(1457年)に、扇谷上杉持朝の命を受け、家臣の太田道真・道灌の親子が築いたといわれています。

 

しかし、1846年に藩主の松平斉典(なりつね)の住居だった二の丸が火災により焼失してしまいました。

本丸御殿の一部として現存する建物は、焼失から2年後の嘉永元年(1848年)に建てられたものです。当時空き地だった場所に新しく建設されました。現在は、玄関・大広間・家老詰所などが残っています。

 

料金

・一般:100円(割引適用時80円)
・高校生・大学生:50円(割引適用時40円)
・中学生以下:無料

 

川越城 本丸御殿の紹介

市役所通りから入っていくと、最初に目に入るのが大きな入り口です。


▲川越城 本丸御殿の入り口

 

普通の家よりも屋根が大きく造られていました。観光ガイドさんの情報によると、この入り口は藩主やお客さんが利用するものだったため、豪華に建設された、とのことでした。


▲入り口を入ってすぐの廊下

 

入り口を入って靴を脱いで上がっていくと、天井が3mほどあり、横幅も広い廊下が出てきます。床板の材料もいいものを使っていて、藩主やお客さんが利用する場所であるため、こだわって作っている、ということでした。


▲さるおとし

 

横にスライドして落とすと閉まる、みたいな仕掛けがあり、簡単に操作しているのを説明してもらいながら、見せていただきました。


▲昔のトイレ

 

今のトイレと形はほとんど一緒ですね。



▲中庭

 

天気がいい日は、縁側に座って陽をあびると気持ちよさそうです。


▲昔ながらのスライドする窓

横にスライドすると陽の光が入ってくるようになったり閉じたりするものです。

窓の外には綺麗な花が咲く木が植えられているそうで、季節によっては木の窓から見て楽しめますよ。

 


▲30畳以上ある大広間

お客さんが入ってきた時に待っている場所です。

 


▲大広間の天井の跡

大広間の天井に跡があるのですが、昔中学校の体育館として利用されていた時に、バレーボールがぶつかってできた跡、だそうです。面白いからそのままになっているみたいですね。

 



▲窓枠 2列と3列のもの

廊下によって窓枠が2列と3列のものがありまして、これも誰がこの廊下を使うか、というのが関係しているのではないか、と言われているみたいです。

 

以上、簡単な本丸御殿の紹介でした!

時間が合えば、観光ガイドさんに一つ一つ歴史と一緒に紹介してもらいながら見て回れるので、ぜひ観光ガイドさんと一緒に回ってみてください。

所要時間は20分ほどです!

 

川越城 中ノ門堀跡

 

川越城 中ノ門堀跡とは

中ノ門堀跡は、旧川越城内に残る唯一の堀跡です。

 

寛永16年(1639年)に藩主となった松平信綱が、城の大改修を行った際に、中ノ門堀が造られたと考えられています。

西大手門側から本丸方向への敵の進入を阻むために巧みに配された堀の一つです。



▲川越城 中ノ門堀跡の説明

 

川越城 中ノ門堀跡の紹介


▲川越城 中ノ門堀跡の入り口

本丸御殿から川越のメイン通りに向かって市役所通りを歩いていると、木造の門が出てきます。

 


▲川越城 中ノ門堀跡

門をくぐって中に入ると、大きな堀が出てきます。

右側はなだらかで、左側は急になっていて、簡単には侵入できないような形になっていました。

 

川崎城の周辺スポット

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川越城 本丸御殿へのアクセス方法

電車&バス

JR線・東武東上線 川越駅から、小江戸巡回バス(イーグルバス)に乗って、「本丸御殿」下車0分です。

 

川越への旅は、お得な「小江戸川越クーポン」がオススメですよ。

発駅〜川越駅・川越市駅間の往復に加えて、東武バスの1日乗車券がついたお得なクーポンです。ぜひご利用ください!

 

無料

・市内観光用駐車場:290台

私はこちらを利用しました。いくつかの場所に分かれて駐車場がありますので、どこかには停められると思いますよ。

有料

①市庁舎南側駐車場:約120台
・昼間(8時から18時):1時間400円(以後15分ごとに100円)
・夜間(18時から翌8時)1時間100円(以後1時間ごとに100円)

②市庁舎北側駐車場:約90台
・料金は市庁舎南側駐車場と同じ
※観光客の方は、土曜・日曜・休日・年末年始のみ利用可

③川越駅東口 公共地下駐車場:208台

詳細は川越市のサイトをご覧ください。

 

ぜひ川越に来たら本丸御殿へ!

小江戸川越にある川越城はどうでしたか。

川越の街並みだけではなく、歴史を感じられる本丸御殿はぜひ川越観光の目的地として選んでいただけると、また違った楽しみを得られるのではないかなと思います。

 

ぜひ川越観光の参考にしてください!

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