去年、初めて一眼レフ「ソニーα6400」を購入して、お出かけする時に持ち歩くようになりました。最初はそんなに勉強せず、自己流で撮影していましたが、なかなか良い写真が撮れませんでした…
一眼レフの基本を知ってから、使う方が良いだろうなと思い、いろんなyoutubeの動画や記事を見たり、本を読んだりして、勉強しました。
今回の記事では参考になった動画の紹介と、最初に設定すべきものについての紹介をしたいと思います!
ソニーα6400に関する情報になりますが、別の一眼レフでも共通するところがあると思いますので、ぜひ読んでください〜
参考になる動画・サイト
【α6400】私のおすすめ設定とメニュー画面の使い方【初心者向け】
福岡県在住のフォトグラファーKOUさんの動画です!
カメラの設定画面を見せてくれながら、最初にするべき設定を解説してくれます。すごくわかりやすくて、最初は同じ設定にして撮ってみるのが良いのではないでしょうか。
【α6400の使い方】初心者のために1から説明します。【モードダイヤル編】
こちらもKOUさんの動画です!
モードについて理解をすることで、初心者がどの順番でレベルアップしていくべきか、というのが理解できます。
カスタマイズ設定ガイド
ソニーの公式ガイドです!
https://www.sony.jp/support/ichigan/enjoy/custom/01/practice.html
AFオン「シャッターレリーズとAF操作を切り離す設定」を可能にする方法を知りたかったときに、公式を参考にさせていただきました。
やりたいカスタマイズが決まっているときは、公式をみるというのもありだと思います!
最初に確認するべき設定
①保存するファイル形式を確認しよう
保存は「RAW + JPEG」
まずは、JPEGだけではなく、RAW画像も保存してくれる「RAW + JPEG」の設定にしましょう!
RAW画像とは、簡単に説明すると、後から加工できる状態で保存してあるものです。写真を撮ったときに「もっと光を入れればよかった..」「鮮やかな色を出したかった…」などの後悔があったとしても、後からカバーすることができます。
私は最初「JPEG」だけにしていて、sonyの「Imaging Edge Desktop」を使って、パソコンで加工しようと思った時に加工できる項目が少なくて、後悔しました…
ちなみに加工できる項目は「周辺光量」「トーンカーブ」ぐらいです。ipadのデフォルトアプリ「写真」では、加工できる項目はもう少し多かったですが、raw画像を加工するときほどのカスタマイズ性はありません。
画質も画像サイズも一番良いもの
JPEGの画質設定は一番良い「エクストラファイン」にし、画像サイズも一番大きい「L:24M」にしましょう。そうすることで、一番良い状態で撮影した画像を保存しておくことができます!
②写真を撮るときのフォーカスを設定しよう
フォーカスモードは「AF-C(コンティニュアスAF)」
基本は「AF-C」でOKです。動いている人にフォーカスを合わせ続けてくれるので、とても便利でした!静止被写体の場合は「AF-S」にすると良いですが、「AF-C」でも大きな問題ありません。
AF時の優先設定は「フォーカス優先」
AF-S、AF-C時の優先設定は「フォーカス優先」にしましょう。そうすることで、フォーカスがあってからシャッターが切れるようになります。
フォーカスエリアは「拡張フレキシブルスポット」
フォーカスエリアは「拡張フレキシブルスポット」にしましょう。どこにフォーカスを合わせるか、自分で指定できる上に、フォーカススポット近辺をうまく調整してフォーカスを合わせてくれますよ!
フォーカスエリアのエリア移動を簡易的にできるようにするには、カスタム設定で中央ボタンに「フォーカススタンダード」の機能を割り当てましょう!これによって、中央ボタンを押して、フォーカスエリアの移動を設定することができるようになり、操作が楽になります。
ピーキング設定は「表示オン」
ピーキング設定は「表示オン」にして、どこにフォーカスがあっているかをわかるようにしましょう。これをしていなかったときは、フォーカスがどこに当たっている写真なのか、わからないこともあり、ちょっと困りました。最初から知りたかったなと思っています。
親指AF設定
親指AF設定をしておくと、フォーカスを合わせて撮影するのが、楽になりますよ。
デフォルトでは、シャッターボタンの半押しでフォーカスになりますが、それを別ボタンに切り分けることで、親指でフォーカスを合わせて、人差し指でシャッターを切る、というのができるようになります。
「シャッター半押しAF」「プリAF」をオフにして、カスタムキーで割り当てたいボタンに「AFオン」を設定しましょう!
③感度の設定は自分で設定しよう
基本はISO感度は固定にしておくと良いみたいです。まだISO設定の使い方に慣れていないため、その良さを実感できてはいません。
ISO感度が高くなるとノイズがのりやすくなってしまうとのことで、オートにしていると、設定している上限値を超えることもあるので、できるだけ固定でやると良いらしいです。
④ホワイトバランス
raw画像を撮る場合、基本的にはオートにして、後からホワイトバランスを調整すると良いかと思います。
オートにしておくと、基本的に色を白くしてしまうらしく、朝方や夕方の青っぽい光や夕暮れの色を表現できないみたいで、「太陽光」「曇」「日陰」を使い分けられるようになると良いみたいです。
⑤グリッドライン
3分割にしておくと、一番見やすく、構図を考えやすくなります。
横と縦に線があることで、切り取った画像のバランスが悪くなるのを防いでくれます。
構図って何?構図が気になる!と思った方は是非、こちらの記事をご覧になってください!

⑥オートレビュー
一眼レフで写真を撮っていると、撮った後にすぐ確認することが多いです。
オートレビューの設定をしていないと、毎回撮ったものを見るためにボタンを押す必要がありますが、オートレビューを「2秒」に設定しておくと、撮った後にすぐ写真をチェックできるのでおすすめです!
⑦Aモードにして写真を撮りに行こう!
A(絞り優先モード)にして、光を入れる量を制限する絞りだけをコントロールモードにするのをおすすめです。絞り以外のシャッタースピードはオートで調整してくれます。
一眼レフを買ってすぐの頃、マニュアルで全てを調整していましたが、調整に手間がかかる上に良い写真を撮ることが難しく、大変でした。ぜひ最初はAモードで絞りについて、理解を深めていきましょう。
ここまで説明してきた設定をして、ぜひ写真を撮りに外へ出かけてみてください!
