2014年9月1日に京王線柴崎駅から隣のつつじヶ丘駅に移転し、オープンしたラーメン屋。
食べログでは2017年から百名店に名を連ね、今では食べログTOP5000にランクインしています。
毎週毎週、新しい限定ラーメンやサイドメニューを出していて、何回行っても飽きることがないラーメン屋さんです。
編集長である私も何度も足を運んできました。これまで食べてきたラーメンと共に柴崎亭について、紹介していきます!
柴崎亭ってどんなお店?

・土日祝:11:00~21:00
「職人技術」を大事にしている東京都内で人気のラーメン屋です。毎週末、行列ができているのをよく目にします。
柴崎亭の「美しさ」へのこだわり
「中華そばはもはや料理である」と考えていて、美しさにこだわっています。
そのため、ラーメンによってどんぶりを変えていたり、盛り付けが綺麗だったり、店内を綺麗に維持したりしているのかなと思っています。
食材の旨みを引き出した透き通ったスープは、見た目がとても美しく、食欲をそそります。
柴崎亭の「食材」へのこだわり
添加物を排除し、ファストフード(ジャンクフード)としてのラーメンではなく、逆をいくスローフード(※1)としてのラーメンを追求しているとのこと。
※1: 1つの例として、食品添加物を使わず、伝統的な食材や、その土地ならではの素材を活かした食べ物が挙げられる。
そのため、化学調味料を使わないで、手間暇を惜しまず、食材そのものを生かすことにこだわっています。瀬戸内海でとれた煮干しや、沖縄の天日干しの塩、国産大豆の無添加しょうゆなどを使い、化学調味料を使わずに作っています。
柴崎亭の「メニュー開発」へのこだわり
普通のラーメン屋は、そのお店のコアとなるメニューが存在していて、季節ごとに期間限定メニューが出るぐらいだと思いますが、柴崎亭は全然違います。
毎週毎週、新しいメニュー開発に挑戦して、いろんなラーメンを作り上げています。
店長の石郷岡三郎さんは、和食のお店で修行したことがあり、実際に食べてきた美味しい料理や雑誌の情報などからインスピレーションを得て、オリジナルの限定ラーメンを作り続けているとのこと。
気になる方は、ぜひ柴崎亭のtwitterやinstagramをフォローして、最新情報をゲットしましょう!
柴崎亭のメニュー
定期的に食べたくなってしまうため、柴崎亭には何度も足を運んでいます。
これまで食べてきたラーメンをいくつか紹介していきます。
塩煮干しそば
柴崎亭の王道メニューの一つです。
最初に食べた時に、見た目に驚きました。本当に綺麗!
加えて、もうもうと上がってくる湯気に混じって、煮干しの魚介系の香りがしてきて、ついつい唾液が出てしまいます。
まずは1口スープを、と思って、スープをすすると煮干しの濃厚な味が口いっぱいに広がります。
素材の味を活かした塩ラーメンでしつこくなくさっぱりしていて、1口で止めることができず、何度もスープを飲んでしまいます。
そして、ストレートの細麺がスープとよくからみます。スープと麺を行ったり来たりしながら食べていると単調になってしまいますが、太めのメンマと、チャーシューが程よいアクセント!
熱々出汁を味わいたい時は、塩煮干がおすすめです!
山椒塩そば
透き通ったスープに、山椒が乗っかって上品が見た目です。
暑い夏は、この山椒の痺れる刺激が心地よいです。山椒は強過ぎず、塩そばのスープと良いバランスです。シンプルな見た目だけど、魚介や動物系の旨味が複雑に絡み合ったスープはやっぱり美味しいです。
チャーシューの肉感とメンマから出てくる出汁がいいアクセント。
坦々麺
カウンターからお椀を取った瞬間、明らかに胡麻が効いていそうなスープで、
自分の好みの坦々麺な気がしました。
スープを飲むと、胡麻の甘みが強めで、口いっぱいに広がります。
甘みと辛み以外にも、酸味が効いていて、自分が知っている坦々麺とちょっと違いました。
そして、スープ以外にインパクトがあったのが、ひき肉。
すごいたっぷり入っていて、噛むと弾力があって、肉の旨味がしみ出してきます。
このひき肉と、スープ、麺を一緒に味わうと、
肉の旨味と、胡麻の甘さ、スープの酸味、辛みが麺を合わさって、複雑な味わい。
【限定ラーメン】鳥味噌ラーメン
柴崎亭のいつもの透明なさらっとしたスープではなく、どろっとしたスープ。
スープを1口すすると、鶏がらスープの味が口一杯に広がり、そこに味噌の濃厚な味わいが感じられます。
今までの味噌ラーメンは、味噌の味が主役という感じでしたが、柴崎亭のは違っていて、鶏がメインで味噌が引き立て役みたいな感じ。何か新しい世界に足を踏み入れた感じでした。
【限定ラーメン】冷やしそば
生まれて初めての冷たいラーメン。
スープを1口すすると、ちょっと違和感。熱々のスープに慣れすぎていて、冷たいスープに舌が追いつかないです。
何度もすすっていると、スープが冷たい分、いつもより煮干しの魚介系の味を舌で感じやすいことに気づきました。スープはアツアツがいいと勝手に偏見を持っていましたが、食材の旨みを感じたいときは、冷たいスープもありかもしれません。
涼しさを感じさせるためか、山椒が強めの仕上がりで、スープや麺をすするたびに、山椒の香りやピリッとした痺れを感じます。
総じてこんなラーメンもあるのか、という驚きを感じさせてくれる一品でした。
【限定ラーメン】チョコっと蛤と塩
蛤の優しい味を活かした塩ラーメン。
いつものラーメンと入れ物が全然違く、見た目から上品さを感じました。
クリームチーズ&ウニ&キャビア
期間限定ラーメンとセットで購入。
チーズとウニとキャビアというセットを初めて食べました。
雲丹の臭みは全くなく、キャビアの塩味と、雲丹とクリームチーズの甘味が絶妙に組み合わさり、とても美味しかったです。
ウニとクリームチーズは違った食感と甘みを持っているので、この2つの組み合わせもすごく良かったです。
柴崎亭の営業時間
店名
柴崎亭
地図
住所
〒182-0006
東京都調布市西つつじヶ丘3-25-52
アクセス
つつじヶ丘駅徒歩3分
営業時間
・月~金:11:00~14:00、17:00~21:00
・土日祝:11:00~21:00
定休日
年中無休
公式サイト
公式twitter
https://twitter.com/shibasakitei
柴崎亭へのアクセス
①つつじヶ丘駅の改札を出て、左手に曲がり北口を出ます
②ロータリーに向かって左手に進み、線路沿いを歩いていきます
③踏切が見えてきたら、右手に柴崎亭が見えてきます
柴崎亭の関連店舗
・SHIBASAKITEI+
・世田谷中華そば祖師谷七丁目食堂
・麺匠 いしかわや
・麺処 清水
・タナカロボ(姉妹店)
・中華蕎麦 鳴神食堂(姉妹店)
つつじヶ丘にきたらぜひ柴崎亭へ!
王道メニューもほんとに美味しいですし、それに加えて色んなラーメンに出会えて、新しい世界を知れるラーメン屋は他にないのでは?と思っています。
ぜひ調布に遊びにきた際には、つつじヶ丘の柴崎亭に行ってみてください!
時間亭によってはかなり並ぶので、早めにいくのをおすすめします!
またつつじヶ丘から深大寺へのバスが出ていて、ランチを柴崎亭で済ませ、深大寺へ遊びにいくというのもありだと思います。
深大寺について紹介している下記の記事も、ぜひ読んでみてください!
